プロジェクションマッピング撮影

プロジェクションマッピングの撮影は、映像そのものの美しさと、投影面との同期精度、光量バランス、そして空間との一体感が問われます。ATELIER ARTORYは、プロジェクションマッピングに特化した完全遮光空間と、高演出対応力を備えたスタジオとして、マッピング映像の撮影・演出・プロモーション制作に適した環境を提供します。

スタジオは約170㎡、天井高4m。空間全体を完全に暗転できる設計となっており、投影の明度・彩度・陰影を損なうことなく、マッピングの表現力をそのまま映像に収録できます。白壁・黒壁・グレーパネルといった投影ベースを選択可能で、立体物や造作物への投影、吊りや置きによるスクリーン設置、床面投影など、構成に応じた柔軟な設営が可能です。

プロジェクターは持ち込み対応を基本とし、演出設計に応じた距離・角度・高さの設営にも対応。必要に応じて、事前にテスト投影やマスク調整、ケーブルオペレーションの確認を行うことができ、演出チームとの密な連携で撮影前の仕込み精度を高めることができます。映像側と投影面の位置関係や距離感を、カメラ構図と同時に設計することで、最適なプロモーション映像づくりが可能です。

また、天井・床・壁いずれも施工・設営がしやすい構造となっており、プロジェクションと演者の同時収録、スモークやライティングとの複合演出、ステージ的な演出構成まで、幅広い映像制作が実現できます。音出しやナレーション挿入にも対応し、上映映像としての素材だけでなく、プロモーションPV・演出紹介動画などの編集展開を前提とした収録にも適しています。

必要に応じて、現場では収録モニターや映像スイッチャーを用いたリアルタイム確認、制作立ち合い、素材同時収録なども対応可能。演出家・ディレクター・技術チームがその場で判断を重ねながら仕上げていくプロセスにおいても、調整時間を含めた柔軟なオペレーション体制を整えています。

プロジェクションマッピングは、「空間を使って見せる映像表現」です。そのクオリティを記録し、伝えるためには、“表現力と記録力を両立できる現場”が必要です。ATELIER ARTORYは、マッピング演出に対応する数少ない独立系スタジオとして、演出家・制作会社・クリエイターと共に空間映像の魅力を立ち上げてきました。